ハミルトンは失敗だったか…

　日本グランプリが始まりましたが、さてあと３戦を残して、ドライバーズ・タイトルは
マクラーレンとフェラーリの４人に絞られた。マッサはもう厳しいか…

　マクラーレンとフェラーリの活躍は、まあ、開幕前から予想されたことだけど…
おそらく予想と大きく異なっていたのは、ハミルトンがポイント・リーダーを走っていること。今年は、昨年の王者アロンソと、最速の呼び声高いライコネンのガチンコ勝負、それにマッサが絡んでくるか？みたいな感じだった。ハミルトンは表彰台に上がれば上出来、優勝でもしたもんなら大殊勲だろうってみんな思っていたんじゃないだろうか。

　ところがところが、ハミルトンの想定外の大活躍。そもそも一連のマクラーレンのゴタゴタの発端はここにある。ハミルトンがあんなに速くなかったら、アロンソとの諍いもなく、ロン・デニスとの軋轢も生まれなかっただろう。ハミルトンがあんなにポイントを稼がなかったら、コンスタラクターではフェラーリがトップを独走していたかもしれない。そうすれば、マクラーレンのスパイ疑惑なんか放っておいただろうに。

　結局ハミルトンを大抜擢したことによって、ロン・デニスが自分で自分の首を絞めることになったということか…皮肉なもんだなあ。

　さあ、間もなく日本GP予選だな。今朝のフリー走行は濃霧のため殆ど走れなかったみたいだけど、予選はダイジョーブかなあ…

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20070929i304